帰りのタクシー
お花のお稽古が、時間よりも随分伸びて、それにもかかわらず、お腹が減ってしまったので、
新見の友達とおそばを食べてしまった。
最寄り駅についたのも当然ながらいつもよりも遅く、いざ帰ってくると、罪悪感がいっぱい。
一刻でも早く家へと思ってしまった。子供たちどうしているかな。まあもう、おおきいし、いいんだけど。
歩いて18分の距離をもったいなくも、タクシーにとびのった。
おしゃべりな運ちゃんで、イントネーションも大阪まじりで、明るいが、少々苦手な感じ。
心の中は、はやく、はやくとあせっているのに、べんちゃら、ちゃらちゃら言って来る。
適当に受け答えしていたら、
このまま、お客さんを乗せて、どっかいきましょか。
どうせ、根無し草。人生好きなように、楽しくいきましょう。
???変なタクシー、気味がわるい。
ぞぞっ、こわい。
だって、このとしになって、誘拐か誘惑?されるかもしれないなんて、冗談でも思ってもみなかったよ。
この、おっさん、きょうが2日目といってたけど、なれない土地でさみしいんかな。
そんな安い女に思われたか。どこか、隙があったかしら。
だんだん、腹がたつやら、こわいやら、
料金を支払うとき、じっと顔を見られた。
バカヤロー!そんなにいい男でもないくせに。
用心、用心。お金もないのに、事件に巻き込まれたらこわいもの


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